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ヒートポンプの仕組みと注意点について

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ヒートポンプの仕組みと注意点 2021.3.8Revised Building Energy Conservation Law

      

エアコンやエコキュート等に用いられているヒートポンプは、
省エネやCO2削減効果が期待されています。
今回は仕組みや注意する点を確認していきます。


ヒートポンプの仕組み

普及されているヒートポンプは圧縮式と呼ばれ、
外気を圧縮したり膨張させたりすることで、
熱を冷媒に移動させることにより、温めたり冷やしたりします。

ポイントは外気の熱を利用する点にあり、うまく効率を高めると、
その投入エネルギーよりも大きな熱エネルギーを取り出すことが出来ます。

ヒートポンプの仕組み

電熱線でお湯を沸かす電気温水器とエコキュートの違いがこれにあたり、
一般的には電気温水器の電気料金はエコキュートの3~4倍と言われています。



ヒートポンプの効率の向上

ヒートポンプ技術は国が取り組むエネルギー施策の一つでもあり、
特に家庭用エアコンの効率は年々向上しています。

投入エネルギー(電力)に対して取り出せる熱エネルギーの比を「COP」と呼び、
家庭用エアコン等ではCOPが6以上のものも出てきています。

電気エネルギーから直接、熱を得る電気ストーブの約6倍効率が良いとも言えます。

また、温熱と冷熱の両方を利用できる技術であり、
冷蔵庫や乾燥機などの省エネ家電にもこの技術が利用されています。

エアコンの仕様表



ヒートポンプ採用の際、気を付ける事

  • 1.外気温に影響される


外気を利用する為、外気温が低いと効率的に暖房しません。
北海道などの寒冷地では不向きな場合もありますが、
比較的温暖な福井県では適していると考えます。
一階に設置するメインのエアコンはズバ暖等、
霜取り運転の不要な寒冷地エアコンを推奨しています。


  • 2.初期コストと保守費用が高い


一般的なガス・灯油式給湯器と比べエコキュートは初期費用が高いです。
また、圧縮と膨張を繰り返すヒートポンプには故障しやすい一面があります。
電化製品であることをきちんと認識して、
点検・メンテナンス・交換などしやすい機器の選定と取付が必要です。
特に配管を壁の中などに納める隠蔽配管は注意が必要です。
また、保守修繕費積み立てをお勧めしています。


  • 3.雪・ドレン水・低周波騒音対策が必要


雪に埋もれてしまうと外気が利用できずヒートポンプはうまく作動しません。
屋根から落ちてくる硬い雪により室外機が傷んでしまう場合があります。
圧縮・膨張の際にドレン水(結露水)が発生するので排水処理対策や、
夜間の近隣に対する低周波騒音に気を付けるが必要です。
気を付ける事は設置する位置や取り付け方です。
エコキュート等には出来るだけ屋根を付け、屋根雪が溜らない位置に設置を推奨しています。
水漏れなどの故障の際、気が付きやすく点検しやすい位置に設置した方が無難でしょう。
高い位置に設けた方が良いですが外壁に直付けすると振動障害の原因となるケースがあります。

雪に埋もれないような設置場所

室外機の設置場所

エアコンの室外機の設置場所

室外機の設置場所について



まとめ

ヒートポンプは省エネ効率が高く暖房・冷房に利用可能で、国の施策に合う為、
現在の補助事業はヒートポンプ利用がスタンダードとなっています。

費用対効果を上げるためにも設置位置・取付方法には十分注意して利用しましょう。

今年の大雪による室外機設置の際の注意点も作成中、後日更新します。




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